1956-04-19 第24回国会 衆議院 運輸委員会 第28号
さような窮迫した状態にあったことが、進駐軍当局並びに当時の政府において、これは日本国有鉄道があれほど石炭に窮迫しておるから、五百万トンのうちの一割程度を自己炭鉱として採掘することが適当であるというような当時の事情も、かなり支配されたと存じますが、その後すでに十年近くたちまして、今日においては、一部石炭についてその生産の増減については高低があることは、御承知の通りでありますが、大体最近においては、石炭
さような窮迫した状態にあったことが、進駐軍当局並びに当時の政府において、これは日本国有鉄道があれほど石炭に窮迫しておるから、五百万トンのうちの一割程度を自己炭鉱として採掘することが適当であるというような当時の事情も、かなり支配されたと存じますが、その後すでに十年近くたちまして、今日においては、一部石炭についてその生産の増減については高低があることは、御承知の通りでありますが、大体最近においては、石炭
最初はそのような手続をいたしておつたわけでございますが、その当時の進駐軍当局は一々一つの競輪場についてそういう煩瑣な手続をとるのもどうかと考えられたものと思いますが、これは一つ日本政府のほうで資材その他の勘案いたしまして許可をするようにというような通牒がございましたので、大体その通牒に基きまして日本政府のほうで処理をいたしておつたわけでございます。
また内地航空路の指定でありますとか、または航空交通の管制につきましては、進駐軍当局が当つておる次第であります。航空保安に関する責任は、以上述べましたように一応明確に相なつておるのであります。しかしながらいろいろの機関によつて監督が行われておる関係上、その機械がいかにも複雑であるということは申し上げ得ると思うのであります。
航空路の指定でありますとか、その他航空交通の管制については、進駐軍当局が監督の責を持つておる、こういつたような状態でありまして、運航面でもまことに複雑に相なつておるのであります。こういうことは講和発効と同時に、日本政府が一元的に責を負うことに相なる次第であります。
なお私どもといたしましても十分研究いたしまして、さつそくこういう点につきまして、進駐軍当局の方にも連絡をとつてみたいと考えております。
それからもう一点お尋ね申し上げたいのでありますが、この緊急整備の関係で、重要港の問題でありますが、その重要港の利用の関係は、進駐軍当局において七割程度を使つておる、こういうお話でございますが、しからばこれにつぎ込んで参りますところの費用というものは、対日援助資金あるいは占領費といつたような方面からくめんをして参りまして、一般公共事業費からさかないようなくふうはないものか、その点お尋ねしておきます。
従つてこの久里浜地帯に水産大学が入つたことも、更に又警察予備隊が入つたことも、この両者の間で使用地が移動したこともすべて日本政府の許可、つまり国有財産法上における大蔵大臣の総轄権とか、或いは各省大臣の間における所管替え等の国内法に準拠したものではなしに、全くこれを占領しているところの進駐軍当局の事実上の許可を得て行なわれた事項であると思われます。
○大橋國務大臣 デモ、集会の禁止につきましては、ただいまのところ当局からの指示によりまして、公共の平和及び安寧を害するがごとき、または進駐軍当局もしくは占領目的に反対する示威運動に発展するがごときことが、主催団体または指導者の性格から、あるいはその公表した目的によつて明らかである場合は、当分の間禁止の措置をとるべきである。こういうことに指示せられているわけであります。
あの事件に際しまして、警視庁が相当数を出しておりましたが、多数に対しての警備力その他の点から検挙が多少遅れまして、進駐軍の方で検挙したというようなことに相成りまして、進駐軍当局の方から相当なお叱りを受けたようでありますが、その後警視庁は六月二日でありましたか、都内の集会並びにデモ行進を禁止いたしたのであります。
進駐軍当局においては保護は国家の責任においてなすのだから、その国家の責任においてなす以外の法外援護というものは、あり得べからざるものじやないかというお考えがあつたように漏れ聞いておりますが、幸いにしてこういうふうに保護法が出ます場合には、しかも一方において従来法外援護は民間団体がやつておりましたが、これが憲法八十九條の関係で補助が打切られたので、民間の法外援護はもう活発な活動ができなくなりました。
そうしてその終戰当時ございましたそれらの薬は、外の医薬品、或いは衛生材料と同様に、占領軍当局、進駐軍当局から厚生省に渡されまして、そうして外の薬と同じような方法によりまして各都道府県に配給いたしたと存じております。
りしてあります資料につきまして、後程当該課長から詳しく御説明申上げたいと思うのでありますが、先般來衆議院でもお打合せをして頂いたのでありますが、最近非常な急な社会情勢の変化に伴いまして、いろいろな物が統制を撤廃しつつあるという方向に向いつつあることは、私共も十分了承しておるのでありますが、何樣この水産の統制の問題はなかなか複雜でございまして、実は今日御相談いたしますものも、すでに二月以上かかりまして、進駐軍当局
ただ先般の場合にも、これは申しかねることでありますけれども、いろいろ資材の割当につきましては、進駐軍当局の御援助を受けておるのでありまして、そういうわけで、進駐軍当局ともいろいろ連絡を取りつつやつておるわけでありまして、そういうふうな部面においてやはり十分了解を得ないと困難なような事情もあるかと思うのであります。
進駐軍当局も非常にこれに助力をしてくれまして、その後だんだん少なくなつたものと存じます。一方また私どもの專賣局のタバコの増産も、できるだけ急いでやつておりまして、昨年あたりに比べれば本年度は二割程度の増産になるわけでありますが、そういうものと取締りの強化ということと相まちまして、やみは相当少くなつたものと存じております。現在やはりやみのあることは私どもも存じております。
補修事業の実施のついては、進駐軍当局も絶大な支援を與えられる趣で、主用資材及び補修機械の調達に関し、目下かなり具体的な話が進んでおります。 戰災都市の復興は、諸般の事情により必ずしも円滑な進捗を見せておりませんが、産業、経済、文化の再建、國民生活の安定のためには、多少の時日をかしても、あくまでもこれが完成をはからねばなりません。
○政府委員(今井一男君) 現在の進駐軍労務者と全官公との一割の格差ができますにつきましては、可ない長い間揉めまして、特に直接の使用主である進駐軍当局の意見を強く入りまして、その結果独特の職階的な給與体系ができまして、それが確立されましてから、もう余程になりますので、勤務時間等も四十時間の勤務時間が算盤の中に入つておりますし、尤もその外に特殊な、いわゆる特殊勤務的な、危險的なものとか、或いは荒天作業的
(拍手) さらにまた、昨年度の徴税におきましては、進駐軍当局がその成果に重大関心を寄せられておつた事実は、國民のひとしく関知しているところであります。このような情勢のもとにおいて、徴税の内容がこのようなものであつたということが明らかになつた場合には、國民をして占領政策というものの眞意を誤解せしめるおそれが甚大であると考えなければなりません。
○菅波證人 これにつきまして、私どもの意見もそういうところにございましたけれども、進駐軍当局の意向も、そういうところにあるということを酌んで、私どもがそういう処置をとつたように記憶しております。
しかも、進駐軍当局におすがり申して賄つていかなければならないこのとき、この際、2百万石という莫大なる食糧を減収することになつたならば、一体、われわれ日本人はどうするというのだ。堆肥の運搬ができない、肥料を運ぶことができない、用水路が傷んでいる、水を揚げることができない、こういう状態でもつて、いかに私どもが百万遍の食糧増産を叫びましても、とうてい空念佛にすぎません。
進駐軍当局におきましても、現に御承知のようにアドヴアイサーなどがあそこにおりまして指導いたしておりまするし、政府の方におきましても、十分指導監督いたしまして、できるだけこの活動ができますようにして参りたい。そうして本当の國際赤十字に繋がる一つの日本赤十字が、戰爭のない日本の本当の模範的な赤十字にして参りたいという、固い覚悟を持つておるということを申上げさして頂きます。
なお、右活動中の船の中には、進駐軍当局の御好意による相当多数の米船を含んでおることを御報告を申し上げます。 また救援物資につきましては、厚生省といたしましては、罹災府縣の要請を待つことなく、一應の見込数量を農林、商工両省に要請いたしまして、その準備を願い、府縣の要求に應じて逐次放出をいたしましたが、別にとりあえず厚生省として、左の措置をとつたのでございます。
さらにまた岩手縣の一ノ関におきましては、交通通信杜絶のため、罹災者の救護及び連絡等がまつたく不可能に陷り、これが対策に困窮いたしておりましたが、現地軍当局においては、ただちに大型飛行機三機を出動せしめまして、落下傘による食糧投下の連絡等に当つてもらいましたために、これらの措置によりまして示されました進駐軍当局の好意は、まことに感謝にたえない次第であります。